なんばん往来お土産の美味しい食べ方完全ガイド|温め方からドリンク相性まで徹底解説

福岡のお土産といえば明太子や博多通りもんが有名ですが、実は隠れた名品「なんばん往来」をご存知でしょうか。

1984年から愛され続けるロングセラーのこのお菓子は、九州各地の素材を使った風味豊かな焼き菓子です。

今回は、もらった・買ったなんばん往来をより美味しく味わう方法やアレンジ、おすすめの飲み物との組み合わせまで詳しくご紹介します。

なんばん往来のパッケージ 画像参照元:「【福岡土産】”さかえ屋のなんばん往来”を実食レビュー!味の違いも解説」 https://barupression.com/sakaeya_nanbanourai/

なんばん往来ってどんなお菓子

福岡生まれの九州由来菓子

なんばん往来は、1949年創業のさかえ屋が手がける福岡県飯塚市生まれの焼き菓子です。

13年の開発期間を経て1984年に誕生し、現在では九州のお土産として多くの人に愛されています。

南蛮船をモチーフにした楕円形のお菓子で、サイズは約8cm×4cmと手のひらサイズ。

しっとりとしたアーモンド粉100%のスポンジ生地を、ヨーロッパ産発酵バターを練り込んだ512層のパイ生地で包み、中にフルーツジャムを閉じ込めた構造になっています。

こだわりの製法と素材

なんばん往来の魅力は、九州各地の厳選された素材を使用していることです。

福岡県産とよみつひめ、熊本県産球磨栗、糸島の伊都物語牛乳など、九州の恵みを存分に活かしています。

また、「シュガーロード」と呼ばれる長崎街道沿いの菓子文化をルーツに持ち、当時の南蛮貿易で伝わった新しい文化への出会いのときめきを表現して作られました。

なんばん往来の断面 画像参照元:「【福岡土産】”さかえ屋のなんばん往来”を実食レビュー!味の違いも解説」 https://barupression.com/sakaeya_nanbanourai/

基本の美味しい食べ方

そのまま味わう王道スタイル

なんばん往来は、まずはそのまま食べてその美味しさを確認しましょう。

しっとりとしたアーモンドスポンジの香ばしさと、フルーツジャムの甘酸っぱさ、そしてパイ生地の軽やかな食感が三層になって口の中で広がります。

常温で保存しているものをそのまま食べると、素材本来の味わいをしっかりと感じることができます。

パイ生地は控えめなサクッと感で、全体的にバランスの良い仕上がりになっています。

冷やして食べる夏におすすめの方法

暑い季節や冷たいデザートが恋しい時は、冷蔵庫で冷やしてから食べてみましょう。

冷やすことでパイ生地がより歯ごたえよくなり、ジャムの甘さも程よく抑えられます。

特に夏場は、冷やしたなんばん往来と冷たい飲み物の組み合わせが最高です。

アイスコーヒーや冷たい紅茶との相性も抜群で、暑い日のおやつタイムにぴったりです。

トースターで温める究極の食べ方

2分温めるだけで絶品に変身

なんばん往来の隠れた食べ方として、トースターで2分ほど軽く温める方法があります。

この食べ方は、特に熊本県産ゴールドスイート味で効果抜群です。

温めることで、パイ生地がサクサクになり、中のスポンジがしっとりほっこりとした食感に変わります。

さらに、アーモンドの香りが立ち上がり、まるで焼きたてのような美味しさを楽しむことができます。

温め方のコツとポイント

トースターで温める際は、以下のポイントを守ることが大切です。

  • 温度は1000Wで2分程度(機種により調整)
  • アルミホイルで軽く覆って焦げ付きを防ぐ
  • 温めすぎると中のジャムが熱くなりすぎるので注意
  • 粗熱を取ってから食べる

また、電子レンジを使用する場合は、600Wで15秒程度の短時間がおすすめです。

温めすぎるとパイ生地がべちゃっとしてしまうので、様子を見ながら調整しましょう。

温めたなんばん往来 画像参照元:「【福岡土産】”さかえ屋のなんばん往来”を実食レビュー!味の違いも解説」 https://barupression.com/sakaeya_nanbanourai/

相性抜群のドリンクペアリング

コーヒーとの黄金の組み合わせ

なんばん往来は、コーヒーとの相性が非常に良いお菓子です。

特に定番のラズベリー味は、コーヒーの苦味とラズベリーの甘酸っぱさがお互いを引き立て合います。

ホットコーヒーはもちろん、アイスコーヒーでも美味しく楽しめます。

エスプレッソやカフェラテなど、濃いめのコーヒーとも好相性で、午後のティータイムにぴったりです。

紅茶で楽しむ上品なひととき

紅茶との組み合わせも、なんばん往来の魅力を引き出してくれます。

特に唐津産レモン味は、レモンの爽やかさが紅茶の渋みと絶妙にマッチします。

アールグレイやダージリンなどの香りの高い紅茶との相性が特によく、上品なティータイムを演出してくれます。

ミルクティーにしても、なんばん往来の優しい甘さと調和します。

日本茶・抹茶との意外な相性

意外かもしれませんが、なんばん往来は日本茶や抹茶とも相性が良いお菓子です。

特に筑豊シュガーロード味のような甘めのフレーバーは、緑茶の渋みとよく合います。

抹茶との組み合わせでは、パイ生地の洋風な食感と抹茶の和の味わいが新鮮な美味しさを生み出します。

和洋折衷の楽しみ方として、ぜひ試してみてください。

ミルクとの優しい組み合わせ

糸島ミルク味のなんばん往来は、当然ながら牛乳との相性が抜群です。

冷たい牛乳はもちろん、ホットミルクとも美味しく楽しめます。

お子様のおやつとしても人気が高く、優しい甘さのミルクジャムと牛乳の組み合わせは、ほっとする味わいです。

人気フレーバー別おすすめの食べ方

ラズベリー(定番)の楽しみ方

創業当初から愛され続けるラズベリー味は、なんばん往来の看板商品です。

そのまま食べても美味しいですが、少し冷やしてから食べると、ラズベリーの酸味がより際立ちます。

コーヒーや紅茶との相性も抜群で、初めて食べる方にはまずこの味をおすすめします。

バランスの良い味わいで、どなたにも愛される定番の美味しさです。

ラズベリー味のなんばん往来 画像参照元:「【福岡土産】”さかえ屋のなんばん往来”を実食レビュー!味の違いも解説」 https://barupression.com/sakaeya_nanbanourai/

熊本県産ゴールドスイート(限定)のおすすめ

阿蘇郡西原村のブランドさつまいも「ゴールドスイート」を使用したこのフレーバーは、トースターで温めて食べるのが最もおすすめです。

温めることで、スイートポテトのような濃厚な甘さが引き立ち、さつまいもの自然な風味を存分に楽しむことができます。

温かい日本茶との組み合わせも絶品です。

糸島ミルク(福岡県)の優しい味わい

福岡・糸島の「伊都物語」牛乳を使用したミルクジャム入りのフレーバーです。

ねっとりとしたミルクジャムの甘さは意外とあっさりしており、優しい味わいが特徴です。

牛乳が苦手な方でも美味しく食べられる上品な甘さで、ホットミルクやカフェラテとの相性が抜群です。

季節限定フレーバーの楽しみ方

唐津産レモン(佐賀県・季節限定)

糸島産の塩とホワイトペッパーを隠し味にしたスポンジに、唐津産レモンの砂糖漬けとジャムが入った爽やか系フレーバーです。

夏にぴったりのさっぱりした味わいで、冷やして食べるのがおすすめです。

紅茶との相性も良く、レモンティーのような上品な味わいを楽しめます。

八女産ブルーベリー(福岡県・季節限定)

福岡・八女市星野村のブルーベリーを使った贅沢なフレーバーです。

中にはブルーベリージャム、上にはセミドライのブルーベリーがトッピングされています。

プチッとした食感と濃いブルーベリーの味わいが特徴で、そのまま食べても美味しいですが、少し温めるとブルーベリーの香りがより際立ちます。

博多あまおう(福岡県・季節限定)

福岡産あまおう苺を使用した春の限定フレーバーです。

上にはセミドライ苺がまるごと一粒のっており、見た目にも華やかです。

甘酸っぱいジャムと生地の相性が抜群で、冷やして食べるとより一層美味しく楽しめます。

ミルクティーとの組み合わせもおすすめです。

あまおう味のなんばん往来 画像参照元:「【福岡土産】”さかえ屋のなんばん往来”を実食レビュー!味の違いも解説」 https://barupression.com/sakaeya_nanbanourai/

カフェ限定メニューと本店の楽しみ方

Sweets-Bistro本店での特別体験

福岡県飯塚市にあるSweets-Bistro本店では、なんばん往来を使った特別なメニューを味わうことができます。

人気の絞りたてモンブランでは、熊本県産のゴールドスイートを使用した濃厚な甘さとアールグレイのソースが絶妙に組み合わされています。

また、なんばん往来を使ったパンケーキなどの実演メニューも体験でき、お土産として持ち帰るだけでは味わえない特別な楽しみ方があります。

博多駅限定の焼きたてなんばん往来

博多マイング店では、「焼きたてなんばん往来」という特別な商品を販売しています。

こちらは賞味期限が当日という特別仕様で、出来立ての美味しさを味わうことができます。

焼きたてならではの香ばしさとサクサク感は、通常のなんばん往来とは一味違った贅沢な美味しさです。

博多駅を利用する際は、ぜひチェックしてみてください。

家庭でできる簡単アレンジレシピ

手作りなんばん往来風アレンジ

家庭でなんばん往来風のお菓子を再現することも可能です。

市販のパイシートとアーモンドプードル、お好みのジャムを使って、オリジナルのなんばん往来を作ってみましょう。

基本的な材料は、パイシート、アーモンドプードル、卵、砂糖、バター、そしてお好みのジャムです。

アーモンドクリームを作り、パイシートで包んでオーブンで焼けば、手作りなんばん往来の完成です。

アイスクリームとの組み合わせ

なんばん往来を細かく砕いてバニラアイスクリームにトッピングすると、パイのサクサク感とアーモンドの香ばしさが加わって、新しいデザートとして楽しめます。

特に夏場は、冷たいアイスクリームと一緒に食べることで、なんばん往来の新しい魅力を発見できるでしょう。

お土産として贈る際のポイント

ギフト適性と包装について

なんばん往来は、個包装されているため贈り物としても最適です。

4個入りから32個入りまで様々なサイズがあり、用途に応じて選ぶことができます。

賞味期限は常温で約3週間と日持ちも良く、遠方への贈り物にも安心して選べます。

九州各地の素材を使った味のバリエーションも豊富なので、相手の好みに合わせて選ぶ楽しみもあります。

価格帯と購入場所

なんばん往来は4個入りで670円(税込)からと、手頃な価格でお土産として購入できます。

福岡空港、博多駅、九州各地のサービスエリアなど、アクセスしやすい場所で購入可能です。

オンラインでも楽天市場やYahoo!ショッピングで購入でき、遠方からでも九州の味を楽しむことができます。

保存方法と賞味期限について

正しい保存方法

なんばん往来は常温で保存可能ですが、直射日光を避け、涼しい場所で保管しましょう。

開封後は個包装のまま密閉容器に入れて保存すると、湿気を防いで美味しさを保つことができます。

夏場の高温多湿な時期は、冷蔵庫での保存も可能です。

ただし、冷蔵庫から出してすぐに食べると結露で食感が変わる場合があるので、常温に戻してから食べることをおすすめします。

賞味期限と美味しく食べるタイミング

賞味期限は製造から約3週間ですが、最も美味しく食べられるのは製造から1週間以内です。

パイ生地のサクサク感や、ジャムの風味が最も良い状態で楽しめます。

期限が近づいても品質に問題はありませんが、トースターで軽く温めることで、作りたてに近い食感と香りを復活させることができます。

まとめ

なんばん往来は、そのまま食べても美味しいですが、温め方や冷やし方、ドリンクとの組み合わせによって様々な味わいを楽しむことができる奥深いお菓子です。

特におすすめなのは、トースターで2分ほど温める食べ方と、お好みの飲み物との組み合わせです。

季節限定のフレーバーも定期的に販売されるので、九州を訪れる際やオンラインショッピングで、ぜひ新しい味に挑戦してみてください。

福岡のお土産選びに迷った時は、この「なんばん往来」をぜひ選んでみてくださいね。

九州の恵みが詰まった美味しさで、きっと喜んでもらえるはずです。

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