三重県桑名市にある「なばなの里」は、国内最大級のイルミネーションスポットとして、毎年多くの観光客を魅了しています。
この記事では、2025年から2026年にかけて開催される最新のイルミネーション情報を詳しくご紹介します。
開催期間や料金、見どころはもちろん、混雑を避けて楽しむコツまで、初めて訪れる方にも分かりやすく解説いたします。
画像参照元 200mの光のトンネル 華回廊|なばなの里
なばなの里イルミネーション2025-2026の開催期間はいつまで
なばなの里イルミネーション2025-2026シーズンの開催期間についてご案内します。
開催期間と営業日程
開催期間は2025年10月18日(土)から2026年5月31日(日)までとなっています。
約7ヶ月半という長期間にわたって開催されるため、秋から春にかけてのさまざまな季節の花々とイルミネーションの共演を楽しむことができます。
ただし、以下の点にご注意ください。
- 休業日は2026年1月7日(水)と1月8日(木)です
- クリスマス期間(12月23日~25日)は特別営業となり、15時から23時までの営業です
- クリスマス期間は昼間の営業はなく、日付指定チケットの事前購入が必要です
イルミネーション点灯時間
イルミネーションの点灯時間は日没頃から閉園までとなっています。
時期によって営業時間が変動しますので、訪問前には公式サイトで最新情報を確認されることをおすすめします。
2025-2026シーズンのテーマは黄金の国「ジパング」
今シーズンのメインテーマエリアは、「黄金の国ジパング」です。
画像参照元 メインテーマエリア|なばなの里
ジパングテーマの見どころ
マルコ・ポーロの「東方見聞録」に記された黄金に輝く島国伝説をモチーフに、日本の美しさを光で表現しています。
第1幕 黄金の島国伝説では、金色の雲海がゆっくりと広がり、光に包まれた伝説の国への扉が開きます。
中心には高さ35メートルの巨大な富士山が金色に輝き、圧倒的な存在感を放ちます。
第2幕 日本の原風景では、四季折々の自然が織りなす美しい景色を、躍動感あふれる幻想的な光と音でダイナミックに演出します。
葛飾北斎などの浮世絵の世界観も登場し、風神や雷神、巨大な翼を広げる鳳凰などが次々と現れます。
なばなの里イルミネーションの料金とお得なチケット情報
入村料金
イルミネーション期間中の入村料金は時期によって異なります。
- 10月18日~11月21日、3月1日~5月31日 2,500円(小学生未満は無料)
- 11月22日~12月22日、12月26日~2月28日 2,800円(小学生未満は無料)
- クリスマス期間(12月23日~25日) 特別料金となります
料金には1,000円分の金券とベゴニアガーデン入館券が付いています。金券は園内のレストランやショップで利用できるため、実質的な入場料は1,500円から1,800円程度となり、とてもお得です。
お得なセットチケット
近鉄電車&バス割引セットきっぷを利用すれば、さらにお得になります。
近鉄の主要駅からの往復乗車券、バス往復券、入村券、金券がセットになっており、個別に購入するよりも割引価格で購入できます。
チケット購入の注意点
事前にコンビニ(ファミリーマート・セブンイレブン)でチケットを発券してから来場することを強くおすすめします。
現地窓口での発券は、混雑時には30分以上待つことがあります。
なばなの里イルミネーション7つの見どころスポット
光のトンネル「華回廊」
全長200メートルの光のトンネルは、なばなの里イルミネーションの代名詞とも言える人気スポットです。
世界の絶景にも選ばれたこのトンネルは、どこまでも続くあたたかなあかりに包まれ、まるで別世界に迷い込んだような感覚を味わえます。
花をモチーフにした暖かな光が頭上を覆い尽くし、歩いているだけで幸せな気分になれる空間です。
画像参照元 なばなの里を徹底解説|観光三重
光のトンネル「海さくら」
もう一つの光のトンネルは、100メートルの「海さくら」です。
今シーズンは白や水色など、爽やかな色のLEDで「波」をイメージした新バージョンとなっています。
鮮やかなLEDで彩られた色の変化に富む世界は、見る人を魅了します。
水上イルミネーション「光の大河」
日本最大級の水上イルミネーションは、なばなの里のシンボルとも言える圧巻の光景です。
水面に反射する無数のLEDが、まるで光の川のように広がります。
広大なエリア全体が光に包まれる様子は、言葉では表現しきれないほどの美しさです。
ツインツリー
日本一美しいに選ばれたツインツリーは、なばなの里のもう一つのシンボルです。
チャペルの鐘の音を合図に点灯するこの2本の大きなツリーは、ロマンチックな雰囲気を演出します。
カップルやファミリーに人気の撮影スポットです。
メインテーマエリア「ジパング」
今シーズンの目玉である広大なメインテーマエリアでは、世界最高峰のクオリティーと圧倒的なスケール感で、想像を遥かに超える感動シーンが連続します。
色鮮やかな表現力で、日本の美を光で描き出します。
音楽に合わせた光のショーは、まるで物語を見ているかのような臨場感があります。
光の花畑
季節の花々が咲き誇る花壇を鮮やかなライトアップで染め上げる「光の花畑」は、煌びやかなイルミネーションが様々なシーンを奏でます。
自然の花とイルミネーションの競演は、なばなの里ならではの魅力です。
季節限定のライトアップ
イルミネーション期間中は、季節ごとに異なる花のライトアップも楽しめます。
- 紅葉ライトアップ(11月下旬~12月下旬頃)
- 河津桜ライトアップ(2月下旬~3月下旬頃)
- しだれ梅ライトアップ(2月下旬~3月下旬頃)
- チューリップライトアップ(3月下旬~4月下旬頃)
何度訪れても異なる表情を見せてくれるのが、なばなの里の大きな魅力です。
混雑を避けて快適に楽しむコツ
おすすめの来場時間
なばなの里イルミネーションは、点灯直後の17時から19時半頃が最も混雑します。
多くの人が点灯の瞬間を見ようと集まるため、この時間帯は駐車場も入場ゲートも大変混み合います。
混雑を避けたい方には、以下の時間帯がおすすめです。
平日の19時以降が最もおすすめです。ツアーのお客さんが少なくなり、比較的ゆったりと見て回ることができます。
閉園時間は平日21時、週末22時のことが多いため、19時から入場しても十分に楽しめます。
17時までに到着するのも良い選択です。
点灯前にベゴニアガーデンを見学したり、レストランで早めの夕食を済ませたりすることで、混雑のピークをずらすことができます。
効率的な回り方
入場したら、まずメインテーマエリアの「ジパング」へ向かいましょう。
混雑する前に見ておくことで、ゆっくりと写真撮影ができます。
その後、水上イルミネーション「光の大河」を楽しんでから、レストランやカフェでディナータイムを過ごすのがおすすめです。付属の金券を使って、園内のグルメを楽しみましょう。
食事の後、光のトンネル「華回廊」と「海さくら」をゆっくり歩きます。
この頃には混雑も落ち着いているため、快適に見学できることが多いです。
最後にツインツリーやその他のエリアを回って、全体を満喫します。
所要時間の目安
ベゴニアガーデンも含めてゆっくり回ると、約2時間から2時間半が目安です。
園内には温泉「里の湯」もありますので、時間に余裕がある方は、イルミネーション鑑賞後に温泉でゆったり過ごすのもおすすめです。
なばなの里へのアクセス方法
電車とバスでのアクセス
JR・近鉄桑名駅から三重交通の直通バスで約10分です。イルミネーション期間中は増便されるため、電車でのアクセスも便利です。
名古屋駅からは、近鉄名古屋線で近鉄長島駅まで約17分、そこから直通バスに乗り換えて約10分で到着します。
車でのアクセス
伊勢湾岸自動車道「湾岸長島IC」から約10分です。
無料の大駐車場が完備されており、5,700台収容可能です。
ただし、土日祝日や特に混雑が予想される日は、駐車場への入場待ちが発生することがあります。
早めの到着を心がけましょう。
まとめ
なばなの里イルミネーション2025-2026は、2025年10月18日から2026年5月31日までの長期間にわたって開催されます。
今シーズンのテーマは「黄金の国ジパング」で、高さ35メートルの巨大な富士山を中心とした圧巻の光のショーが楽しめます。
200メートルの光のトンネル「華回廊」や日本最大級の水上イルミネーション「光の大河」など、見どころが満載です。
季節ごとに異なる花のライトアップも実施されるため、何度訪れても新しい発見があります。
混雑を避けるには、平日の19時以降か、17時までに到着して点灯前の時間を活用するのがおすすめです。事前にコンビニでチケットを購入しておけば、スムーズに入場できます。
世界の絶景にも選ばれた国内最大級のイルミネーションを、ぜひこの機会に体験してみてください。きっと忘れられない思い出になるはずです。

